結構日が経ってしまいましたが、今回は沖縄・久米島の伝統芸能、「エイサー」についてご紹介したいと思います。
エイサーとは
エイサーとは、沖縄で旧盆(旧暦のお盆)の時期に踊られる伝統芸能のことです。本土の盆踊りにあたる行事で、大太鼓や締太鼓を持って踊りながら叩く様子が特徴的です。
久米島の旧盆エイサー
久米島でも、旧盆の時期にいくつかの集落でエイサーが開催されます。2017年は9月4日に謝名堂(じゃなどう)、真我里(まがり)、比嘉(ひが)、真謝(まじゃ)、儀間(ぎま)、宇根(うね)の6集落、9月5日に嘉手苅(かでかる)にて開催されました。
各集落ごとに踊りやお祭り自体のスタイルも異なります。
集落内で楽しむ小さめなものから、広く人を招き出店や花火が上がるものまであります。
旧盆エイサーを見て回ろう!おすすめルートの紹介
エイサーが開催される場所を地図上に置いてみました。・青いピンがナカビ(「ナカヌヒー」とも。旧盆の真ん中の日。2017年では9/4)、
・赤いピンがウークイ(「お送り」の意味らしいです。旧盆の最後の日。2017年では9/5)
にエイサーが開催される場所です。
ピンをクリックすると会場がどこかもわかりますので、
エイサーを見て回る際の参考にして下さい。
島内をぐるっと一周する県道(「一周線」と呼ばれています)があるのですが、一周線沿いに配置しています。
ので、一周線沿いにめぐるとスムーズに各集落のエイサーが見れるわけです。
儀間のエイサーが一番大きく、最後に花火も打ち上げられるので、個人的にはエイサー巡りをする際は、ナカビに時計回りに各集落を訪れ、最後は儀間にたどり着けるようにすると楽しめると思います。
始まる時間は集落によってまちまちなようなので、気になる集落があれば事前に確認しておくと良いと思われます。
旧盆エイサーの様子
久米島ドリー部チャレンジ!のチーム「定住サポーターズ みーしまんちゅの会」の活動として、9月4日にぐるっと見て回りました。18時30分くらいにエイサー巡りをスタートしました。
いくつか様子を紹介したいと思います。
真謝(まじゃ)
道ジュネー(みちじゅねー)という集落の通りを練り歩くスタート時の様子です。
比嘉(ひが)
比嘉では現在建築中の公民館前広場にて開催されました。
屋台も出ており、多くの人が見に来ていました。
儀間(ぎま)
儀間ではエイサーの他、くじ引きや沖縄民謡のショータイム、打ち上げ花火など、色んなお楽しみイベントも開催されます!
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いかがでしたでしょうか?
今年は終わってしまいましたが、ぜひ来年はお友達とお誘い合わせの上、色んなエイサーを見て回ってみてくださいね。