2016年12月29日木曜日

今年はたいへんお世話になりました。(シマブクロ)

最近ぐっと寒くなりましたね。
昨日で今年の仕事を収めてきました、島袋です。

年の瀬なので、今年を振り返ってみたいと思います。

●仕事


今年は次男が8カ月の時、5月に企画財政課に復職。
「移住・定住促進担当」として島コンの3人と一緒に活動してきました。

「移住・定住促進」という業務は以前からあったものの、
重点的に取り組んではいませんでした。

それが3人の嘱託職員を設置する一大プロジェクトとして取り組むことになり、
私はその取りまとめ役になると聞かされた時は、正直結構焦りました。

まずは”何をするべきなのか”、を島コンの3人と一緒に考えました。

”移住・定住促進”というと、かなり広い範囲を指すことになるので、
我々は的をどこに、どのように絞って活動していくべきかを話し合いました。

本来であれば、じっくりと腰を据えて考えるべきだったのかもしれません。

ですが、協力隊の3年という任期と、
1年で何かしらの成果を出さなければならないという焦り、
補助金申請の関係で、今年度中に計画を立てなければならないという時間の縛りと、
住民からの期待もあり…
いろいろなものを走りながら考えてきました。

この節目に振り返ってみると、「活動が表面的だったな、」と反省です。
来年はもっと深いところまで掘り下げた活動がしたいです。

●子育てとの両立


また、5月からの8カ月は、子育てしながら働いた月日でもありました。

学生時代の友人が「子育てしながらの仕事は綱渡りだよね」と言っていました。
私はなんとなく、日々「息を止めながら走っている感じ」がしました。
余裕がなかったなぁ。

仕事で問題を抱えていて、子どもも熱発している、みたいなときは本当に息が止まっていたかもしれません…。


時々、育児も仕事も満足にできない自分に涙することもありました。


でも、程度の差はあれ、子育てしているすべての世帯が抱えているであろう思いを知って、
そのうえで「移住・定住の推進」に取り組むことは、意味のあることなのかなと思います。



●でも、楽しかったです



もちろん、苦しいことだけではなく、喜びもたくさんあった8カ月でした。



移住希望者、住民の方、外部アドバイザーの方…、いろんな方のお話を聞かせていただきました。
ひとりひとりの”人生”や”人生観”にかかわるお話は、本当に興味深いです。
お話を聞いて、我が身を振り返って反省したり、ますます尊敬したり、応援したくなったり、親近感がわいたり、ファンになったり…
実は人見知りな私ですが、「仕事」というツールを介すと、あまり緊張しないで話せるとわかりました 笑。


来年もたくさんの方のお話を聞かせていただきたいなと思います。


そして、島コンの3人と毎日意見を突き合わせての仕事も、大変楽しいものでした。
3人とも妥協をしない、真面目な人たちなので、私もそれに応えられるようにと気合が入りました。
前述のように、体制整備・立ち上げから一緒に取り掛かっているので、
時にはみんなで右往左往して、大変な思いをさせてしまったなぁと申し訳なく思っています。


でも、先日の忘年会の時、メンバーからの


「私たちが楽しそうに仕事をしていることが、
きっと移住・定住の推進にもつながると思う。

島で一番仲のいいチームをめざそう」

という言葉に、思わず涙が出そうになりました。

●ありがとうございました


「喜び」とか「楽しい」とか、
結果も出せていず、課題もたくさんある中で言ってしまうのはどうなんだろう、
とも思いました。

ですが、こうしてやりがいのある仕事に、仲間と一緒に取り組めることに対して
「ありがたいなぁ」と常々思っていましたので、
ゆく年の挨拶とともに書かせていただきました。


我々の活動をご協力・応援・見守ってくださっているみなさま、
HPやブログを見てくださっている方、
フォローしてくださっている職場のみなさま、
今年は大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いします。




島コンの忘年会は、クリスマスイブのランチビュッフェでした。