先週、「一般財団法人 地域活性化センター」さまの提供されている研修
「地域経済を見る眼とその手法」に参加させていただきました。
この講座、とても良かったです。
全自治体職員、まちづくり関係者は必修とすべき、くらいに思いました。
勘や思い込み、経験を排除した
ロジカル・サイエンティフィックなまちづくりを可能にする、
その実践的スキルを学習できるからです。
内容としては、
環境省提供の地域経済循環分析自動作成ツールや、
地域経済循環システム RESASを活用した
地域の現状の理解と政策案の作成ワークショップ、という感じでした。
時間的には施策についてのグループディスカッションが多かったですが、
個人的にはそれよりも
データの読み解き方のケーススタディや例題集を
皆で解いたり議論する時間が増えると
よりデータ分析力の向上が図れたのでは、と思ってたりはします。
ですが、非常に僕にとって実りの大きいものでした。
学習内容を身につけるため、色々分析結果を見ては
そこに現れる結果がどういう意味か考えたりしています。
こんな分析資料がオートで作れるのですが、↓
久米島町の経済循環分析 from shimagurashi
この久米島町の経済循環分析と、
全国全ての自治体を集計した経済循環分析を見比べてみたり、
(標準の姿が分かるので基礎の習得には適している気がします)
他の同規模自治体でロールモデルとすべき自治体の
経済循環分析と見比べてみたりしています。
長野県、小布施町とか。
北海道、東川町とか。
東川町の地域経済循環分析 from shimagurashi
この結果を見ると、
メディアでの評判よりすごい!と思う部分や、
メディアでは現れにくい課題などが
浮き彫りになってきます。
やはり数字で考えるのは大事だな、と。
経済循環分析の力を養いながら、
島ぐらしコンシェルジュを更に進化させて行く予定です。
頑張ります!